青年侯爵は今日も義妹をかわいがる 《 第五章 11

 カタリーナは悩んだ挙句、小さく首を横に振った。
 しかしルイスはそれには気がつかず、先ほどの言葉を実行に移す。
 肉粒をこする彼の指の動きが強さと速さを増す。

「ひぁっ、ああぁっ!」

 枕を持つ両手に自然と力がこもる。先ほどから手足の先がひっきりなしにビリビリと甘くしびれている。
 素早い指の動きはそのままに、胸の先端をギュッといささか強くつままれると、快感が最高潮に達した。

「ふぁっ、あ、ぁ――……っ」

 カタリーナの下半身がビクッ、ビクッと小刻みに脈を打つ。

「……達した?」

 くたりと脱力するカタリーナに向かってルイスは言った。カタリーナはなにが起こったのかわからず言葉を返せない。
 ルイスはヒク、ヒクッとうごめく淫核をまじまじと見つめ、そのすぐ下にある小さな口に指を挿し入れた。
 くちゅっ、と水音が立つ。

「ンッ……!?」

 カタリーナはビクリと大きく体を弾ませた。
 自分のなかになにかが入り込む、おかしな感覚にとらわれる。
 事実、そのとおりなのだとはしばらく経ってからわかった。
 気がついたころにはルイスの指はずいぶんと奥まで進んでいた。

「きみのなか、こんなふうになってるんだね……。温かくて、きゅうくつだ」

 ルイスはカタリーナのようすをうかがいながら、彼女のなかにうずめた指を小さく振り動かす。

「あっ、ぁっ……ん、んぅっ」

 体のなかを揺さぶられている。はじめは違和感しかなかった。
 ルイスはヒクつく花芽と一緒にカタリーナの内側をこすり立てる。
 しだいにぐちゅ、ぐちゅっという水音が大きく響くようになっていった。違和感は快感に様変わりして、「ふぁっ、ああぁっ!」と、自分のものとは思えない高い声が出てしまう。

「カタリーナ……きみと、ひとつになりたい」
「ひとつ、に……?」
「僕のここと、きみのここをつなぎ合わせるんだ」

 ルイスがそれぞれ示した場所は、自分のものはおそらく彼の指がいま沈んでいるところだろう。

(僕のここ、って……?)

 ちらりとうしろを見やる。ルイスの脚の付け根が大きくふくらんでいるのがわかった。カタリーナはぎょっとして目を見開く。

「あのっ……?」

 そんな大きなもの、自分のなかに入るのだろうか。
 うろたえるカタリーナにルイスは気がつかず、彼女の背に鼻をくっつけて大きく息を吸い込む。肌の匂いをかいでいるようだった。

「メイドに香油をたっぷり塗り込められたね?」
「は、はい」

 ルイスは何度もそうして大きく息を吸った。

「――挙式まで待てないのは僕も、この邸のメイドも同じようだ」


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